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OCI のアーキテクチャとリソース

こんにちは!テリロジーのY.Tです。

今回はOCI活用資料集をベースに、OCIのアーキテクチャやリソースについてまとめていきたいと思います。

 

目次:

1.OCIのアーキテクチャについて

2.OCIのリソースについて

3.OCIのリソースの有効範囲

1.OCIのアーキテクチャについて

・リージョン

OCIのリソースを利用するリージョンを選択します。日本では東京と大阪が選択でき、一つの国の中でも

複数のリージョンから選択可能です。

 

・可用性ドメイン

選択したリージョン内でインスタンスなどのリソースを利用するデータセンター群を決めます。このデータセンター群のことを可用性ドメイン(AD)と言い、1つ以上のデータセンターから構成されています。各ADは建物、電源、

冷却装置、ネットワーク接続が独立しており、インスタンス構築時にはリージョン内で利用可能なADを選択することができます。

また、OCIでは、リーフ&スパイン型ネットワークのアーキテクチャを採用しており、リーフとスパインの2層の構成にすることでより早く、拡張性しやすいネットワーク構成を利用しています。

 

・フォルト・ドメイン

可用性ドメイン内のハードウェアやインフラストラクチャのことです。

インスタンス作成時に「FAULT-DMAIN-1」、「FAULT-DMAIN-2」、「FAULT-DMAIN-3」、もしくは、「最適なフォルト・ドメインをOracleに任せる」が選択でき、インスタンス別に異なるドメインにすることで冗長構成をとることができます。

 

・VCN(Virtual Cloud Network)

OCI内に設定する仮想ネットワークです。検証、開発環境など、環境毎や、部署ごとにVCNでネットワーク範囲を指定できます。

 

・コンパートメント

OCIのリソースは「コンパートメント」を利用します。「Oracle Cloudで作ってみた その1:仮想クラウド・ネットワーク編」の「1.コンパートメントの作成」で詳しく説明されています。

2.OCIのリソースについて

OCIの各リソースについてまとめました。

 

・コンピュート

インスタンスの種類は以下の2つです。

 ・VMインスタンス

 ・ベアメタルインスタンス(顧客専用のサーバ環境)

また、シェイプタイプは以下の4つから選択することができます。

 ・Standard:汎用タイプ

 ・DenseI/O:I/O性能重視のローカルNVMeSSD内臓タイプ

 ・GPU:AIや機械学習向け

 ・HPC:ハイパフォーマンスコンピューティング向け(ベアメタルのみ)

 

・ストレージ

ストレージの種類は以下の5つです。

 ・ローカルNVMe:インスタンスに接続されているローカルストレージ(SSD)

 ・ブロックボリューム:インスタンスに追加でアタッチ可能なストレージ(HDD)

 ・ファイルストレージ(NFS):共有ファイルストレージ

 ・オブジェクトストレージ:データをオブジェクト単位で管理可能な非階層構造のストレージ

 ・アーカイブストレージ:長期データ保存向けの非階層構造ストレージ、データ取り出しに時間が掛かる

 

・ネットワーク

インスタンスの仮想NICやアクセスリスト(セキュリティリスト、セキュリティグループ)や様々な種類の
ゲートウェイが提供されています。

仮想NICの特徴は以下です。

 ・一つのインスタンスで、サブネットやVCNが異なる複数の仮想NICを作成することが可能

 ・フェイルオーバー時にインスタンスが同じサブネット内の異なる仮想NICの利用が可能

また、ゲートウェイやピアリングについては「OCIで利用可能なゲートウェイ」の記事で詳しく紹介しています。

 

 

・データベース

OCIでは主にOracleDatabaseとAutonomous Database、MySQLがOCIのリソースとして利用可能になっています。OracleDatabaseはOCI上での利用だけなく、マルチプラットフォームに対応しています。OSSであるPostgreSQLデータベースなどはインスタンス内に構築することで利用可能です。

 

OCIのAutonomous Databaseには以下の3つの種類があります。

・ADW(Autonomous Data Warehouse):データ分析処理などに最適化されたデータベース

・ATP(Autonomous Transaction Processing):OLTPや混合ワークロードに最適化されたデータベース

・AJD(Oracle Autonomous JSON Database):NoSQLApp開発に特化したデータベース

3.OCIのリソースの有効範囲

各リソース毎に有効範囲が決まっています。

インスタンスは作成時に可用性ドメイン、フォルトドメインが選択できるようになっており、フォルトドメインが有効範囲となります。

「OCIサービス基本情報」https://speakerdeck.com/ocise/oci-sabisuji-ben-qing-bao p.16
「OCIサービス基本情報」https://speakerdeck.com/ocise/oci-sabisuji-ben-qing-bao p.16

まとめ

今回はOCIのアーキテクチャと主なリソースについてまとめました。OCIのサービスではCloud Guardなどの

セキュリティのサービスやAPEXなどのWebApp開発サービスなどもあるため、次回以降にサービスの概要を

まとめたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。🙇